古文単語601 / 重要度41位

いとほし

・ 形容詞 ・ つらい・悲しい

意味

  1. 気の毒だ・かわいそうだ
  2. いとしい・かわいい
  3. 困る・いやだ

覚え方

動詞「いとふ(嫌がる)」と同じ根の語で、見ていてつらくなるほど気の毒だ、という気持ちが中心。そこから、放っておけずかわいく思う「いとしい」の意味も生まれた。入試ではまず「気の毒だ」と訳す。「いとし」と混同しないこと。

例文

ただ、木の端などのやうに思ひたるこそ、いといとほしけれ。
訳: (世間の人が法師を)ただ木の切れ端か何かのように思っているのは、たいそう気の毒だ。
枕草子・第四段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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