古文単語601 / 重要度47位

ねんごろなり

懇ろなり ・ 形容動詞 ・ 性格・態度

意味

  1. 心がこもっている・丁寧だ
  2. 親密だ・親しい

覚え方

「ねもころ(根も凝ろ)」が変化した語で、根が細かくからみ合うように、心を尽くして念入りなさま。人に対しては「親密だ」の意味にもなる。現代語の「ねんごろ(男女の深い仲)」の意味に限らず、まず「丁寧だ・熱心だ」と訳す。

例文

木造の地蔵を田の中の水におしひたして、ねんごろに洗ひけり。
訳: 木で作った地蔵を田の中の水に浸して、丁寧に洗っていた。
徒然草・第百九十五段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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