はしたなし
意味
- きまりが悪い・体裁が悪い
- 中途半端だ・どっちつかずだ
- そっけない・無愛想だ
- (雨風が)激しい
覚え方
「はした」は半端のこと。どっちつかずで落ち着かない状態から、その場にいづらい・きまりが悪いという気持ちになる。人に対して使うと「そっけない」、雨や風に使うと「激しい」。現代語の「はしたない(下品だ)」の意味は古文では中心ではない。
例文
いとはしたなくおぼえて、いよいよ引き入られて、人に顔も見合はせず。
訳: とてもきまりが悪く思われて、ますます奥に引っ込んでしまい、人と顔も合わせない。
源氏物語・夢浮橋
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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