古文単語601 / 重要度120位

ゆくりなし

・ 形容詞 ・ 驚き・あきれ

意味

  1. 突然だ・思いがけない
  2. うっかりしている・軽率だ

覚え方

前ぶれもなく、思いもよらずに物事が起こる様子。連用形「ゆくりなく」で「不意に・思いがけず」と訳すことが多い。似た意味の「にはかなり」「あからさまなり」と並べて覚えるとよい。

例文

かくいひて眺めつづくるあひだに、ゆくりなく風吹きて
訳: このように言ってずっと眺めているうちに、思いがけず風が吹いてきて
土佐日記・五日

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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