古文単語601 / 重要度156位

なほざりなり

等閑なり ・ 形容動詞 ・ 性格・態度

意味

  1. いいかげんだ・おろそかだ
  2. 本気でない・かりそめだ
  3. あっさりしている

覚え方

深く心を入れずに物事をする様子。多くは「おろそかだ」と悪い意味だが、徒然草では「しつこくなく、さらりとしている」とほめる意味でも使う。「なほざりならず」は「並々でない・心のこもった」の意になる。

例文

よき人は、偏にすける様にも見えず、興ずる様もなほざりなり。
訳: 教養のある人は、ひたすら風流好みのようにも見えず、楽しむ様子もあっさりしている。
徒然草・第百三十七段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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