古文単語601 / 重要度177位

とく

疾く ・ 副詞 ・ 時・時間

意味

  1. 早く・急いで
  2. すでに・とっくに

覚え方

形容詞「疾し(とし=速い)」の連用形から。「とく来」は「早く来い」、「とくとく」と重ねて急がせることも多い。動詞「解く・説く」や名詞「徳」と同じ音なので、文の形から副詞かどうかを見分ける。

例文

「とく来」と言ひやりたるに、「今宵は、え参るまじ」とて返しおこせたるは
訳: 「早く来て」と言ってやったところ、「今夜は参れそうにありません」と言って返事をよこしたのは
枕草子・第二十二段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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