古文単語601 / 重要度179位

なさけ

情け ・ 名詞 ・ 心・思考

意味

  1. 思いやり・人情
  2. 風流心・情趣を解する心
  3. 男女の情愛

覚え方

人の心を思いやる気持ちが根本で、そこから和歌や音楽の趣を理解する心、恋の情愛へと広がる。「情けあり」は思いやりがある・風流を解する、「情けなし」はその反対。現代語の「情けない(みじめだ)」と取り違えない。

例文

なべて心やはらかに情あるゆゑに、人のいふほどの事、けやけく辞びがたく
訳: (都の人は)総じて心が柔らかく思いやりがあるので、人が頼んでくることを、きっぱりとは断りにくく
徒然草・第百四十一段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

← とみなり601語の一覧なつかし →

古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。

iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。