古文単語601 / 重要度221位

いやし

賤し ・ 形容詞 ・ 身分・高貴

意味

  1. 身分が低い
  2. 粗末だ・みすぼらしい
  3. 下品だ・卑しい

覚え方

もとは身分や地位が低いことを表す語で、「あてなり」「やむごとなし」と対になる。そこから粗末だ・下品だの意に広がった。古文で「いやしき人」とあれば、まず身分の低い人と訳す。

例文

かぐや姫は、罪をつくり給へりければ、かく賤しきおのれが許にしばしおはしつるなり。
訳: かぐや姫は罪をお作りになったので、このように身分の低いお前のもとに、しばらくいらっしゃったのだ。
竹取物語(第九節)

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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