古文単語601 / 重要度263位

こころをやる

心を遣る ・ 連語 ・ 心・思考

意味

  1. 気を晴らす・心を慰める
  2. 得意になる・満足する

覚え方

心を外へやって、ふさいだ気分を晴らすこと。そこから、思いのままにふるまって得意になる意にもなる。「心やり」は気晴らし・慰めの名詞。「やる」は向こうへ行かせる意で、「おこす」と対になる。

例文

花紅葉、水の流れにも、心をやる便によせて、いとどしく眺めたまふより他のことなし。
訳: 花や紅葉、水の流れにも、気を晴らすよりどころとして心を寄せ、ますます物思いにふけりなさるほかにすることはない。
源氏物語・橋姫

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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