こころをやる
意味
- 気を晴らす・心を慰める
- 得意になる・満足する
覚え方
心を外へやって、ふさいだ気分を晴らすこと。そこから、思いのままにふるまって得意になる意にもなる。「心やり」は気晴らし・慰めの名詞。「やる」は向こうへ行かせる意で、「おこす」と対になる。
例文
花紅葉、水の流れにも、心をやる便によせて、いとどしく眺めたまふより他のことなし。
訳: 花や紅葉、水の流れにも、気を晴らすよりどころとして心を寄せ、ますます物思いにふけりなさるほかにすることはない。
源氏物語・橋姫
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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