古文単語601 / 重要度315位

ところせし

所狭し ・ 形容詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 場所が狭い・窮屈だ
  2. 大げさだ・仰々しい
  3. 気づまりだ・わずらわしい

覚え方

場所が狭いと感じるほどいっぱいだというのが原義。そこから、ものものしく大げさだ、身分や立場に縛られて気づまりだ、などの意に広がる。現代語「所狭しと」の印象だけで訳すと外すので文脈で選ぶ。

例文

無用のものどものみ取り積みて、所狭く渡しもて来る、いと愚かなり。
訳: 役に立たない物ばかりを積み込んで、場所も狭いほどに運んで来るのは、実に愚かだ。
徒然草・第百二十段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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