なごり
意味
- 余韻・面影・跡
- (去ったあとの)影響
- 子孫・忘れ形見
- 別れ・最後
覚え方
風がやんだ後にも立つ波「余波(なごり)」が語源とされる。物事が過ぎ去ったあとに残る気配や面影が中心。「なごりなし」はすっかり跡形もない。亡き人の残した子を言うこともある。
例文
かばかりの名残だになき所々は、おのづから礎ばかり残るもあれど、さだかに知れる人もなし。
訳: これほどの跡さえない所々は、たまたま礎石だけが残っているものもあるが、はっきりと(由来を)知っている人もいない。
徒然草・第二十五段
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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