古文単語601 / 重要度411位

うつせみ

空蝉 ・ 名詞 ・ 宗教・死・出家

意味

  1. この世・現世
  2. この世に生きている人
  3. 蝉の抜け殻

覚え方

もとは「うつしおみ(現実の人)」で、この世やこの世の人を表した。のちに「空蝉」の字が当てられ、蝉の抜け殻のようにはかない世という意味合いが加わった。源氏物語の女君の名でもある。

例文

うつせみの世をかなしむかと聞ゆ。
訳: (ひぐらしの声は)はかないこの世を悲しんでいるかのように聞こえる。
方丈記

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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