古文単語601 / 重要度471位

しるべ

導 ・ 名詞 ・ 行動・動作

意味

  1. 道案内・手引き
  2. 道案内をする人
  3. 縁故・つて

覚え方

動詞「知る」と「方(へ)」から成るとされ、目的の所へ導くもの、またその人をいう。道に限らず、恋の仲立ちや仏道への導きにも使う。和歌では「涙ぞ道のしるべ」のように比喩的に用いられる。「しるし(兆し・効果)」と混同しない。

例文

そこはかと知りて行かねどさきにたつ涙ぞ道のしるべなりける
訳: どこへとはっきり知って行くのではないけれど、先立ってこぼれる涙が道案内なのだった。
更級日記・「その五月の朔日に」

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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