古文単語601 / 重要度1位

あはれなり

哀れなり ・ 形容動詞 ・ 感動・趣

意味

  1. しみじみと心を動かされる
  2. しみじみと趣深い
  3. かわいそうだ・気の毒だ
  4. いとしい

覚え方

心の底から「ああ」と感じ入る気持ちがもと。喜び・悲しみ・美しさ・同情など、しみじみ心に響くものなら何にでも使う。明るく知的に面白がる「をかし」と対にして覚えると整理しやすい。訳は文脈に合わせて選ぶ。

例文

六月の頃あやしき家に、夕顔の白く見えて、蚊遣火ふすぶるもあはれなり。
訳: 六月の頃、粗末な家に夕顔の花が白く見えて、蚊遣り火がくすぶっているのも、しみじみと趣深い。
徒然草・第十九段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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