古文単語601 / 重要度8位

ありがたし

有り難し ・ 形容詞 ・ 賞賛・すぐれる

意味

  1. めったにない・珍しい
  2. (めったにないほど)すぐれている
  3. 生きていくのが難しい

覚え方

「有り」+「難し」で、存在することが難しい、つまり「めったにない」が中心の意味。めったにないほど立派だ、という賞賛にもなる。現代語の「感謝したい」の意味は古文ではまれなので、まず「めったにない」と訳す。

例文

大かた何も珍しくありがたきものは、よからぬ人のもて興ずるものなり。
訳: だいたい何事でも、珍しくめったにないものは、教養のない人がおもしろがるものである。
徒然草・第百三十九段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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