古文単語601 / 重要度29位

かしこし

畏し・賢し ・ 形容詞 ・ 身分・高貴

意味

  1. 恐れ多い・もったいない
  2. 賢い・すぐれている
  3. (連用形で)はなはだしく
  4. 都合がよい・幸運だ

覚え方

神や天皇など、人の力を超えたものへの恐れ敬う気持ちがもと(畏し)。そこから、人並み外れてすぐれている(賢し)、程度がはなはだしい、という意味が出た。帝や貴人が関わる場面では「恐れ多い」が多い。

例文

帝の召しての給はんことかしこしとも思はず。
訳: 帝がお呼びになっておっしゃることを、恐れ多いとも思いません。
竹取物語(第八節)

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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