かなし
意味
- いとしい・かわいい
- 悲しい・切ない
- 身にしみて趣深い
覚え方
胸がしめつけられるほど心が強く動くさま。その対象が愛する人なら「いとしい」、不幸なら「悲しい」になる。入試では現代語にない「愛し(いとしい・かわいい)」がよく問われる。子や妻など身近な人に使っていたら、まず「いとしい」を考える。
例文
にくげなるちごを、おのが心地のかなしきままに、うつくしみ、かなしがり、これが声のままに、言ひたることなど語りたる。
訳: かわいげのない幼い子を、自分の気持ちでいとしいと思うままにかわいがり、いとおしがって、この子の声をまねて、言ったことなどを人に話しているの(ははたで見て見苦しい)。
枕草子・第九十二段
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。
iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。