あぢきなし
意味
- つまらない・むなしい
- どうしようもない・やるせない
- 道理に合わない・不当だ
覚え方
物事が思いどおりにならず、努力してもかいがないという気持ち。むなしい、つまらない、どうにもならない、と訳す。方丈記のような無常を説く文章では、この世の営みのむなしさを言う場面によく出る。現代語の「味気ない」に近いが、意味の幅はより広い。
例文
さしも危き京中の家を作るとて宝をつひやし心をなやますことは、すぐれてあぢきなくぞ侍るべき。
訳: あれほど危険な都の中に家を作ろうとして財産を費やし、心を悩ませることは、とりわけつまらないことでございましょう。
方丈記
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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