古文単語601 / 重要度34位

つらし

辛し ・ 形容詞 ・ 恋愛・人間関係

意味

  1. 薄情だ・冷淡だ
  2. 恨めしい
  3. つらい・耐えがたい

覚え方

古文では、自分がつらいというより、相手の仕打ちが冷たく思いやりがないことを言うのが中心。「つらき人」は「薄情な人」と訳す。そこから受ける側の「恨めしい」「耐えがたい」の意味にも広がる。誰が誰をどう思っているかを確かめて訳す。

例文

大臣は、そのままに参りたまはず、宮をいとつらしと思ひきこえたまふ。
訳: 大臣はそのまま(大宮の所へ)参上なさらず、大宮をたいそう薄情だとお思い申し上げなさる。
源氏物語・乙女

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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