古文単語601 / 重要度37位

うしろめたし

後ろめたし ・ 形容詞 ・ 不安・心配

意味

  1. 気がかりだ・心配だ
  2. 気がとがめる・やましい

覚え方

「後ろ目痛し」がもとと言われ、自分の目の届かない後ろのことが気になって落ち着かない気持ち。古文では「気がかりだ・心配だ」と訳すのが基本で、現代語の「やましい」の意味は後に広まった。反対語は「うしろやすし(安心だ)」。

例文

いとうしろめたし」と仰せらるれば、御前にも出でず。
訳: (帝が乳母を替えようとして)「まったく心配だ」とおっしゃるので、(乳母は)御前にも出てこない。
枕草子・第六段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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