なのめなり
意味
- 平凡だ・ありふれている
- いいかげんだ
- (〜ならず)格別だ
覚え方
「斜め」で、きちんとしていない、並程度だという意味。「なのめならず」と打消がつくと「並ひととおりでない・格別だ」になる。後の時代には打消なしで「格別だ」の意味にも使われたので、時代と打消の有無を確かめる。
例文
なのめにかたほなるをだに、人の親はいかが思ふめる、ましてことわりなり。
訳: 平凡で欠点のある子でさえ、親というものはどれほど大切に思うものか。まして(このように嘆くのは)当然である。
源氏物語・葵
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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