古文単語601 / 重要度50位

なのめなり

斜めなり ・ 形容動詞 ・ 程度・強調

意味

  1. 平凡だ・ありふれている
  2. いいかげんだ
  3. (〜ならず)格別だ

覚え方

「斜め」で、きちんとしていない、並程度だという意味。「なのめならず」と打消がつくと「並ひととおりでない・格別だ」になる。後の時代には打消なしで「格別だ」の意味にも使われたので、時代と打消の有無を確かめる。

例文

なのめにかたほなるをだに、人の親はいかが思ふめる、ましてことわりなり。
訳: 平凡で欠点のある子でさえ、親というものはどれほど大切に思うものか。まして(このように嘆くのは)当然である。
源氏物語・葵

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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