おろかなり
意味
- いいかげんだ・おろそかだ
- (言ふもおろかなり)言い尽くせない
- 愚かだ
覚え方
心がこもらず、おろそかなさまが中心で、「おろかならず」は「並々でなく大切に思う」となる。「言ふもおろかなり」「言へばおろかなり」は、言葉では言い尽くせないという決まった言い方。現代語の「愚かだ」の意味もあるが、まず「いいかげんだ」を考える。
例文
今はのほどにも、のたまひ置くことはべりしかば、おろかならずなむ。
訳: 臨終の際にも、(故人が)言い残されたことがございましたので、おろそかには思っておりません。
源氏物語・柏木
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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