古文単語601 / 重要度57位

にほふ

匂ふ ・ 動詞 ・ 美・優雅

意味

  1. 美しく照り映える・色づく
  2. よい香りがする
  3. (人が)つややかで美しい

覚え方

「に(丹=赤い色)」が「ほ(秀=表に現れる)」というのが語源とされ、もとは色が鮮やかに映えることを表した。そこから香りの意味にも広がったが、古文ではまず視覚的な美しさを考える。人の容姿のつややかな美しさにも使う。

例文

春は藤なみを見る、紫雲のごとくして西のかたに匂ふ。
訳: 春は藤の花が波のように揺れるのを見る。それは紫の雲のようで、西の方に美しく照り映えている。
方丈記

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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