いふかひなし
意味
- 言ってもしかたがない・どうしようもない
- 取るに足りない・つまらない
- 身分が低い
- (〜なる で)死ぬ
覚え方
言っても効き目がない、というのが元の意味。どうにもならない状況のほか、言う価値もないほど取るに足りない、身分が低い、という意味もある。「いふかひなくなる」は「死ぬ」の遠回しな言い方で、入試でよくねらわれる。
例文
されどとかくいふかひなくて、みかどよりはじめ奉りて、大臣公卿ことごとく摂津国難波の京にうつり給ひぬ。
訳: しかし、あれこれ言ってもどうしようもなくて、帝をはじめとして、大臣や公卿もみな摂津の国の新しい都にお移りになった。
方丈記
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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