古文単語601 / 重要度65位

うたて

・ 副詞 ・ 不快・嫌悪

意味

  1. いやに・不快に
  2. ますますひどく
  3. 異様に・気味悪く

覚え方

物事が自分の思いと反対の方向へ進んでいくのを嫌う気持ちを表す。「うたてあり」「うたてし」の形で「いやだ・情けない」となる。もとは「ますますひどく」という程度の意味だったが、平安時代には不快の気持ちを表す使い方が中心になった。

例文

ひろごりたるは、うたてぞ見ゆる。
訳: (柳の葉が)広がりきってしまったのは、いやな感じに見える。
枕草子・第二段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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