古文単語601 / 重要度72位

さすがに

流石に ・ 副詞 ・ 呼応・否定・疑問

意味

  1. そうはいってもやはり
  2. (さすがなり)そうもいかない

覚え方

「さ(そう)」+「す(する)」+「がに」からできた語で、前に述べたことを認めつつ、それと反対のことを言う時に使う。現代語の「期待どおりに立派だ」という意味ではなく、「そうはいうものの、やはり」と訳す。

例文

閼伽棚に、菊紅葉など折りちらしたる、さすがに住む人のあればなるべし。
訳: 閼伽棚に菊や紅葉などを折って散らしてあるのは、(ひっそりした庵だが)そうはいってもやはり住む人がいるからなのだろう。
徒然草・第十一段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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