古文単語601 / 重要度74位

すずろなり

漫ろなり ・ 形容動詞 ・ 様子・状態

意味

  1. わけもない・なんとなく
  2. 思いがけない
  3. 無関係だ・むやみだ

覚え方

はっきりした理由や目的がないまま、物事が進んでしまうさま。「すずろに」で「わけもなく・なんとなく」、「すずろなる人」で「無関係な人」、「すずろなる死」で「思いがけない死」と訳す。「そぞろなり」も同じ語。

例文

と仰せらるるも、すずろに汗あゆる心地ぞしける。
訳: と(中宮が)おっしゃるのを聞くにつけても、わけもなく汗が流れる気持ちがした。
枕草子・第二十段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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