にくし
意味
- 気に入らない・いやだ
- しゃくにさわる
- 見苦しい・みにくい
覚え方
強い憎しみよりも、気に入らない・感じが悪いという軽い不快を表すことが多い。「にくからず」は打消で「感じがよい・好ましい」。「心にくし」は奥ゆかしいというほめ言葉なので、「にくし」の仲間と考えないこと。
例文
いかなる女なりとも、明暮そひ見むには、いと心づきなく憎かりなむ。
訳: どんな女性であっても、朝晩ずっと連れ添って顔を合わせていては、きっとひどく気にくわず、いやになるだろう。
徒然草・第百九十段
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。
iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。