古文単語601 / 重要度86位

ほい

本意 ・ 名詞 ・ 心・思考

意味

  1. 本来の志・かねての願い
  2. (特に)出家の願い

覚え方

「ほんい」の「ん」が表記されない形。もとから心に抱いていた願いや目的のこと。物語では出家の願いを指すことが多い。「本意なし」は願いがかなわず「残念だ・不本意だ」の意味で、こちらもよく問われる。

例文

乏しくかなはぬ人のみあれば、おのづから本意通らぬこと多かるべし。
訳: 貧しくて思うにまかせない人ばかりなので、自然と本来の志が通らないことが多いのだろう。
徒然草・第百四十一段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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