古文単語601 / 重要度91位

やつす

窶す ・ 動詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 目立たない姿にする
  2. 出家して姿を変える

覚え方

身分の高い人がわざと地味な服装になり、人目につかないようにすること。お忍びの外出や喪の場面によく出る。出家して髪を下ろし僧や尼の姿になる意味もある。自動詞「やつる」は「みすぼらしくなる・やせ衰える」。

例文

いみじく忍びやつしたれど、きよげなる男どもなどあり。
訳: たいそう人目を忍んで目立たない姿にしているが、こざっぱりとした男たちなどがいる。
源氏物語・玉鬘

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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