古文単語601 / 重要度92位

わりなし

理無し ・ 形容詞 ・ つらい・悲しい

意味

  1. 道理に合わない・無理だ
  2. どうしようもない・つらい
  3. ひどい・この上ない

覚え方

「わり」は「ことわり(道理)」と同じ根から出た語で、筋道が立たないことが原義。そこから、どうにもならずつらい、また程度がはなはだしいの意に広がる。連用形「わりなく」は「むやみに・ひどく」と訳すことが多い。

例文

中の御社のほど、わりなく苦しきを念じてのぼる程に
訳: 中の社のあたりで、ひどく苦しいのをがまんして登っているときに
枕草子・第百五十一段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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