古文単語601 / 重要度93位

をさをさ

・ 副詞 ・ 呼応・否定・疑問

意味

  1. (打消と)ほとんど〜ない
  2. (打消と)めったに〜ない

覚え方

下に打消の語を伴って、否定をやわらげる呼応の副詞。「をさをさ劣らず」は「ほとんど劣らない」。形容詞「をさをさし(しっかりしている・大人びている)」は別語なので区別すること。「よに〜ず」「つゆ〜ず」など完全否定の副詞と訳し分ける。

例文

さて冬枯の景色こそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。
訳: さて冬枯れの景色は、秋にほとんど劣らないだろう。
徒然草・第十九段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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