こちたし
意味
- おおげさだ・仰々しい
- 数が多い・はなはだしい
- (人の噂が)うるさい
覚え方
「言(こと)」が「甚(いた)し」で、人の噂がうるさいことが元の意味。そこから、度が過ぎて仰々しい、量が多くてうっとうしい、という意味に広がった。ほめる語ではなく、やりすぎだというやや否定的な気持ちを含むことが多い。
例文
宮よりも、御誦経など、こちたきまで訪らひきこえたまふ。
訳: 宮からも、誦経の布施などを、おおげさなほどにお届けしてお見舞い申し上げなさる。
源氏物語・総角
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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