古文単語601 / 重要度146位

さうなし

左右無し・双無し ・ 形容詞 ・ 賞賛・すぐれる

意味

  1. 並ぶものがない・この上ない
  2. ためらわない・簡単だ

覚え方

二つの語がある。「双無し」は二つとない、比べるものがないほどすぐれているの意。「左右無し」はあれこれ迷わない、ためらわずにの意で、連用形「さうなく」の形でよく出る。漢字が書かれていないときは文脈で見分ける。

例文

鳥には雉さうなきものなり。
訳: 鳥の中では雉が並ぶもののないほどすぐれたものである。
徒然草・第百十八段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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