古文単語601 / 重要度173位

ふと

・ 副詞 ・ 様子・状態

意味

  1. さっと・すばやく
  2. たやすく
  3. 急に・不意に

覚え方

動作がすばやく、ためらいなく行われる様子をいう。現代語の「何気なく・偶然」の意だけで訳すと外れることがある。「ふと見る」は「ちらっと見る」、「ふと〜す」は「すぐに〜する」と訳すのが基本。

例文

待つ人など有る夜、雨の脚、風の吹き揺るがすも、ふとぞ、驚かるる。
訳: 待つ人などがある夜は、雨の音や、風が(戸を)吹き揺らす音にも、急にはっと胸が騒ぐ。
枕草子・第二十六段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

← いにしへ601語の一覧やや →

古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。

iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。