ふと
意味
- さっと・すばやく
- たやすく
- 急に・不意に
覚え方
動作がすばやく、ためらいなく行われる様子をいう。現代語の「何気なく・偶然」の意だけで訳すと外れることがある。「ふと見る」は「ちらっと見る」、「ふと〜す」は「すぐに〜する」と訳すのが基本。
例文
待つ人など有る夜、雨の脚、風の吹き揺るがすも、ふとぞ、驚かるる。
訳: 待つ人などがある夜は、雨の音や、風が(戸を)吹き揺らす音にも、急にはっと胸が騒ぐ。
枕草子・第二十六段
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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