古文単語601 / 重要度184位

ひとわろし

人悪ろし ・ 形容詞 ・ 不快・嫌悪

意味

  1. 体裁が悪い・みっともない
  2. 外聞が悪い

覚え方

「人(他人の目)」から見て「わろし(よくない)」の意で、人にどう見えるかを気にする語。世間体を重んじた平安貴族の感覚が背景にある。「人笑へ(人の物笑いになる)」とあわせて覚える。

例文

世の憂きにつけて厭ふは、なかなか人悪ろきわざなり。
訳: 夫婦の仲がつらいからといって世を捨てるのは、かえって体裁の悪いことだ。
源氏物語・夕霧

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

← ねぶ601語の一覧ふみ →

古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。

iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。