古文単語601 / 重要度187位

まさなし

正無し ・ 形容詞 ・ 不快・嫌悪

意味

  1. よくない・不都合だ
  2. 見苦しい・みっともない

覚え方

「正(まさ)」つまり正しいことが「無し」の意で、道理に外れていてよくない様子をいう。子どもや身内のふるまいをたしなめる場面でよく使われる。「まさに」と字面が似ていても別の語。

例文

屋の上に居る人どもの聞くに、いとまさなし。
訳: (大声でおっしゃると)屋根の上にいる人たちが聞くので、たいそうみっともない。
竹取物語(第九節)

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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