古文単語601 / 重要度191位

むげなり

無下なり ・ 形容動詞 ・ 程度・強調

意味

  1. 最低だ・ひどく劣っている
  2. 身分が低い・取るに足りない
  3. (むげに)ひどく・まったく

覚え方

「無下」はこれより下が無いという意味で、程度がひどく劣っている様子をいう。連用形「むげに」は「ひどく・まったく」と程度を強める言い方として使われることが多い。徒然草で当世風を批判する場面によく出る。

例文

今様は無下に卑しくこそなり行くめれ。
訳: 今の風は、ひどく下品になっていくようだ。
徒然草・第二十二段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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