古文単語601 / 重要度204位

あくがる

憧る ・ 動詞 ・ 心・思考

意味

  1. 心が体から離れてさまよう
  2. うわの空になる
  3. 居場所を離れてさまよう

覚え方

本来いるべき所から離れてさまようことが語のもと。何かに強く引かれて、心が体を抜け出すような状態をいう。現代語の「あこがれる」はこの語から出たが、古文では「さまよう・うわの空になる」と訳すのが基本。

例文

殿におはしても、月を見つつ、心は空にあくがれたまへり。
訳: お屋敷にいらっしゃっても、月を眺めながら、心はうわの空でさまよっていらっしゃった。
源氏物語・夕霧

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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