古文単語601 / 重要度257位

ここら

・ 副詞 ・ 程度・強調

意味

  1. たくさん・多く
  2. たいそう・はなはだ

覚え方

数や量が多いこと、程度がはなはだしいことを表す。「そこら」も同じ意味。現代語の「ここら(このあたり)」と取り違えやすく、場所の意味で訳すと誤りになる。「ここらの年」は長い年月。

例文

ここらの国々を過ぎぬるに、駿河の清見が関と、逢坂関とばかりはなかりけり。
訳: たくさんの国々を通り過ぎてきたが、駿河の清見が関と逢坂の関ほど(すばらしい所)はなかった。
更級日記・「粟津にとどまりて」

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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