古文単語601 / 重要度307位

つたなし

拙し ・ 形容詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 劣っている・下手だ
  2. 運が悪い・不運だ
  3. 愚かだ

覚え方

能力や出来が劣っているのが基本。「宿世つたなし」「契りつたなし」の形では、前世からの運が悪い・不運だの意になり、入試でよく問われる。人柄について言えば愚かだ・みっともないとなる。

例文

われも人も、宿世のつたなかりければ、ありてかく遥なる国になりにたり。
訳: 私もおまえも前世からの運が悪かったので、こうして遠い国(への赴任)になってしまった。
更級日記・「親となりなば」

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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