古文単語601 / 重要度306位

つきなし

付き無し ・ 形容詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 似つかわしくない・不似合いだ
  2. 手がかりがない

覚え方

「付き」(ぴったり合うこと)が無いの意。場や身分にそぐわない、ふさわしくないと訳す。対義語は「つきづきし」(似つかわしい)。「心つきなし」(気に入らない)は別の語なので混同しない。

例文

殿上人の中にも、唱歌につきなからぬどもは、召し出でて、おもしろく遊ぶ。
訳: 殿上人の中でも、唱歌にふさわしくなくはない者たちは呼び出して、趣深く管弦の遊びをする。
源氏物語・宿木

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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