古文単語601 / 重要度385位

あやめ

文目 ・ 名詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 物の区別・見分け
  2. 模様・色合い
  3. 物事の筋道・道理

覚え方

「文(あや)」は模様。模様の筋目から「物の区別」「筋道」へ広がった。「あやめも知らぬ」は分別がつかないこと。和歌では草花の菖蒲(あやめ)と掛けられることが多い。

例文

人のしげくまがへば、何のあやめも見えぬほどに、いと心もとなし。
訳: 人がしきりに行き交うので、何の見分けもつかないほどで、とてもじれったい。
源氏物語・野分

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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