古文単語601 / 重要度400位

いへばえに

言へばえに ・ 連語 ・ 言葉・音・手紙

意味

  1. 言おうとしても言えない

覚え方

「言へば」+「え(不可能)」+打消「ず」の古い連用形「に」。言いたいのに言葉にできないもどかしさを表す。伊勢物語の歌「言へばえに言はねば胸に騒がれて」が知られる。

例文

言へばえに悲しう思へるさまを、人知れずあはれと思す。
訳: 言おうとしても言えずに悲しく思っている様子を、人知れずいとしいとお思いになる。
源氏物語・須磨

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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