古文単語601 / 重要度414位

えうなし

要無し ・ 形容詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 役に立たない・必要がない
  2. 無益だ・つまらない

覚え方

「要(えう)」+「無し」で、必要がない、役に立たないこと。同じ意味で「用(よう)無し」とも書く(歴史的仮名遣いでは「えう」と「よう」で異なる)。伊勢物語の「身をえうなきものに思ひなして」は、自分を世に不要な者と思いこむ有名な場面。

例文

その外の鳥獸、すべて用なきものなり。
訳: そのほかの鳥や獣は、すべて役に立たないものである。
徒然草・第百二十一段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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