古文単語601 / 重要度424位

かきくらす

掻き暗す ・ 動詞 ・ つらい・悲しい

意味

  1. (空を)暗くする
  2. 悲しみで心を暗くする

覚え方

「かき」は接頭語。雲や雨が空を一面に暗くするのがもとの意味で、そこから悲しみで心が真っ暗になることを表す。涙で目の前が見えなくなる場面でもよく使われる。

例文

夢のやうなりしほどを思ひ出づれば、心地もまどひ、目もかきくらすやうなれば
訳: 夢のようだったころを思い出すと、気持ちも乱れ、目の前も真っ暗になるようなので
更級日記・「年月は過ぎかはり行けど」

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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