古文単語601 / 重要度440位

くんず

屈ず ・ 動詞 ・ つらい・悲しい

意味

  1. 気がふさぐ・ふさぎこむ

覚え方

「屈す(くっす)」が変化した語で、気持ちがめいって元気をなくすこと。「思ひ屈ず」の形でよく使われる。更級日記で、乳母などを亡くした作者が沈みこむ場面に出てくる。

例文

かくのみ思ひ屈じたるを、心も慰めむと心ぐるしがりて
訳: 私がこのようにふさぎこんでばかりいるのを、(母は)気持ちを慰めようと気の毒がって
更級日記・「かくのみ思ひ屈じたるを」

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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