古文単語601 / 重要度441位

けに

異に ・ 副詞 ・ 程度・強調

意味

  1. いっそう・ますます
  2. 格別に・とりわけ

覚え方

形容動詞「けなり(異なり)」の連用形から。ほかと比べて違いがきわだつさまで、「〜よりけに」の形で「〜よりいっそう」となる。「げに(本当に)」と濁点で区別すること。

例文

柏木と楓との、ものよりけに若やかなる色して、枝さし交はしたるを、
訳: 柏木と楓とが、ほかの木よりいっそう若々しい色をして、枝を交わしているのを、
源氏物語・柏木

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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