古文単語601 / 重要度451位

ことなり

異なり ・ 形容動詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 格別だ・特にすぐれている
  2. ほかと違っている・普通でない

覚え方

「異」の字のとおり「他と違う」が元の意味。そこから、違いがよい方に際立つ「格別だ」の意で多く使われる。連用形「ことに」は「特に・とりわけ」と訳す副詞的用法が頻出。断定の「事なり」と字面が同じなので、漢字で書けるかで見分ける。

例文

えりてこれにのみゐるらむ、いみじう心ことなり。
訳: (鳳凰が)選んでこの桐の木にだけとまるというのは、たいそう格別だ。
枕草子・第三十四段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

← ことさらなり601語の一覧ことのは →

古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。

iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。