ことなり
意味
- 格別だ・特にすぐれている
- ほかと違っている・普通でない
覚え方
「異」の字のとおり「他と違う」が元の意味。そこから、違いがよい方に際立つ「格別だ」の意で多く使われる。連用形「ことに」は「特に・とりわけ」と訳す副詞的用法が頻出。断定の「事なり」と字面が同じなので、漢字で書けるかで見分ける。
例文
えりてこれにのみゐるらむ、いみじう心ことなり。
訳: (鳳凰が)選んでこの桐の木にだけとまるというのは、たいそう格別だ。
枕草子・第三十四段
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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