古文単語601 / 重要度463位

さもあらばあれ

然もあらばあれ ・ 連語 ・ 心・思考

意味

  1. どうにでもなれ・ままよ
  2. それはそれとして

覚え方

「さもあらば(そうであるならば)」に放任の「あれ」が続いた形で、「そうならそうでかまわない」と投げ出す気持ち。同じ働きの「さはれ」は「さはあれ」がつづまった語で、これとは別の形。物事をいったん脇に置く「それはそれとして」の意もある。

例文

「さもあらばあれ、今は猶しかるべき身かは」などぞ答ふる。
訳: 「どうなってもかまわない。今さらやはりそうしなければならない身の上だろうか」などと答える。
蜻蛉日記・中巻

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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